【タイトル】
傘かしげ【本文】
6月は梅雨の季節です。雨の日が多く傘をさすことが増えてきます。そうすると思い出すのが、「傘かしげ」のことです。「傘かしげ」とは、江戸しぐさの一つで、雨の日に狭い路地ですれ違うときに、自分が濡れても傘のしずくが相手にかからないように、相手と反対側に傘を傾け合った気配りのことです。学校の周りでも、狭い歩道で傘をさしてすれ違うためには、傘を傾ける必要があります。最近では、相手のしずくが自分にかからないようにするためか、こちらに傘を低く傾けてくることもあるようです。きっと、そういうことが分からないのか、相手への思いやりが薄らいできているのかもしれません。 学校では、「思いやりのある子」を育てていきたいと思っています。自己中心的ではなく、思いやりがあり気配りができる子が「い・ち・か・め」の「ち:知恵のある子」に繋がります。傘かしげだけではなく、多くの場面で相手を思いやることができる「一亀小のよい子」の育成に取り組んで参ります。ご家庭でも機会がありましたら話題にしてください。 (運動発表会) 運動発表会は1日延期になり、日曜日となりましたが、調度よい天候の中で開催することができました。たくさんの保護者の皆様にご参観いただき、誠にありがとうございました。 こどもたちは、精一杯に演技し走って活動することができ、日頃の体育学習の成果を発表することができました。暑さに慣れていない時期で、熱中症の心配がありましたが、今年も児童席にテントを設置することができました。三亀中からお借りした物で、テントの運搬、設置と撤収に労力が必要でした。特に今年は、前日まで雨だったため、当日の朝に準備をすることが多く、保護者の方々のご協力を得て行うことができ、大変助かりました。ありがとうございました。今後も学校へのご支援とご協力をお願いします。【添付ファイル】
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